【公務員試験】志望動機が書けない!3つの差別化ポイント【面接対策にも】

公務員試験

こんにちは、元公務員主婦の「かじゅ」です。

公務員試験:志望動機の攻略ポイント

今回は、公務員試験を受ける際、悩みがちな志望動機の攻略法として3つのポイントをご紹介します。

私は在職中に人事委員会から依頼され、採用活動に伴う説明会や個別面談の対応経験があり、たくさんの方の志望動機にふれてきました。

ただ、感想としては

  • 動機の精度が高くない
  • 定型的で印象に残らない

といった具合で、せっかくアピールするため頑張っておられるのに、お一人ずつの魅力が伝わりにくいという印象でした。

そこで、私と夫の志望動機を振り返ると、同じ流れで作っていたことがわかりましたので、少ない事例ですが採用につながったケースとして共有できれば幸いです。

合格当時、本音ベースの志望動機(地方大学→関東政令市役所の事例)

私が関東政令市の行政職を志望したホンネは、以下のようなものです。

  1. 適度なワークライフバランス
  2. 都心に近く、生活便利
  3. 採用人数が多い(少ないと地元有利という疑念)
  4. 採用倍率が低い
  5. 都心一極集中時代への備え
  6. 現場があり、反応が見える仕事をしたい
  7. けど国・都・県からうるさく言われたくない
  8. 異動があっても通勤時間1時間以内

これを見てみると、関東政令市であれば、どの自治体でも構わない内容ですね。。。お恥ずかしい

ただ、採用側も内心は同じ気持ちということを、入庁してから改めて感じました。

つまり、本音ベースではこの程度の動機でも実際に採用をいただいていることです。

確固たる志望動機が無く悩んでいる方でも、

自分の能力や適性をどのようにアピールするかが最も重要になるわけです。

差別化1、施策を読むポイント

公務員になれば、誰しもがなんらかの施策に携わります。

ですので、施策を知ることは、仕事を知ることとイコールと捉えてみましょう。

就職活動で言う企業研究と同じ要領で、その自治体がどんな課題に重点的に取り組んでいるのか調べてみましょう。

その時に役立つのが「総合計画」というものです。

「総合計画」とは地方自治法で平成23年まで 各自治体に策定が義務付けられていたもので、現在は策定根拠を条例などに置き換え、引き続き策定している例が多数を占めます。

多くの自治体では「総合計画」に次のような内容をまとめています。

  • 現状と課題(各種データ)
  • 現在の取り組み
  • 施策将来ビジョン(人口推計など)
  • 重点的に取り組んでいく課題
  • 今後の施策の方向性

網羅的に記されているので、総合計画さえ読んでおけば、ひととおりの内容がわかります。

という風に調べ、志望動機作成に役立てましょう。

ボリュームが多すぎるので暗記するなんてことは必要ありません。重点的なことを取捨選択してくださいね。

ちなみに、総合計画の呼び名は「基本構想」「基本計画」「〇〇ビジョン」「〇〇プラン」などいろんなケースがあるので、ご注意ください。

差別化2、データからまちを見る

税金の使途は日々議会・報道などから注視され、 そのため公務員の仕事は公平さ・公正さが求められます。

公平さ・公正さを証明するため、行政は主観でなく、データに基づいて客観的事実を明らかにした上で行政課題に取り組むことが求められており、多くのデータが公開されています。

かじゅ
かじゅ

しっかり裏付けをもって仕事に取り組めるという安心感はありますが、調査などを経てからでないと動けないのでスピード感に欠けるという見方もできます。

これは、やりがいでもあり、ストレスでもある点なので、受験前に改めて自分に適性があるかを判別しておくと良いかもしれません。

また、政令市を受験する場合には、その政令市の特性を明らかにしやすい材料として、「大都市比較統計年表」があります。

これは出生率や産業構造など、各統計データを政令市間で比較して、都市の特徴を明らかにしようという取り組みです。

市役所では国の統計に基づく調査のほかに、各自治体で独自に調査を行い、まちの特性を明らかにしようと取り組んでいる例が多くあります。

例えば、横浜市では令和元年に「人手不足・事業承継等プロジェクト報告書」という調査結果を報告書として公表しています。

こういったデータをもとにまちの実像をとらえ

  • 本当に将来的にそのまちで働きたいか
  • イメージだけで考えていないか(例:千葉は田舎、横浜はオシャレ、川崎は治安悪い)

などを振りかえり、自分がその自治体でどういった課題に取り組みたいかを想像してみましょう。

差別化3、施策×まち×自分

「自分がその自治体でどんな仕事をしたいか」というイメージを具体化してみましょう。

検討手順としては、私と夫は以下の例でした。

自分のやりたい仕事
  1. 大都市比較統計年表で受験したい自治体を調べる
  2. 「例:産業構造・中小企業の構造」に特徴があることを確認
  3. 産業振興に取り組みたいとイメージする
  4. 現状の取り組みを「総合計画」や「報道発表資料」で調べる
  5. 今後の取り組みや施策の方向性を「総合計画」 で調べる
  6. 自分の経験から産業振興と関わった契機や志望理由を考える(※1)
  7. 産業振興以外の配属があった場合の理由を考える (※2

※1 自分の体験から生まれた話でないと、面接官はその人の考え方を捉えにくいです

※2 概ね3年で配属は変わりますし、やりたい仕事のポストは全庁でも数名程度。希望する職場に配属されないことの方が多いです。

もっと詳しく仕事内容を知りたい方は、こちらをご参照ください。

まとめ:志望動機に必要なのは、相手を知った上で自分を知ってもらうこと

  • 志望自治体の「総合計画」を読む
  • 大都市比較統計年表など、統計データからまちを知る
  • 自分の体験・経験を落とし込み、人物像を伝える

いくら自治体を調べていたとしても、その人の考え方がわからないと「個性・魅力」は伝わりません。

反対にその人のエピソードだけでは、「仕事への適性」の判断材料にはなりにくいです。

そのため、

・施策・データを調べて準備をすること(客観性を求められる仕事に対応できるという適性をアピール)

・個性を伝えること(個人の考え・魅力をアピール)

を意識して作成してみてはいかがでしょうか。

皆さんの想いが伝わり、実ることを応援しています。

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